ウサギはどうやって身を守るのでしょう。走って逃げます。コチドリのひなはどうやって身を守るのでしょう。親の合図で身を伏せます。ハリネズミはどうやって身を守るのでしょう。とげのついた体を丸くします…。
前のページで動物の姿を見せながら問いかけ、次のページをめくると、動きのある絵でその答えが描かれています。その繰り返しで8種類もの動物が次々と登場します。気心のしれたグループに読むと、子どもたちは思い思いの答えを言い合い、盛り上がります。本には「幼児絵本」とありますが、むしろ、もう少し上の年齢の方が知識もあり、より楽しめるようです。同じシリーズに『どうやってねるのかな』『なにのあしあとかな』『なにのこどもかな』があります。
■福音館書店 ■1987年
■31p ■19×19cm
|