ハリーは黒いぶちのある白い犬です。何でも好きだけどおふろだけは大嫌い。ある日、おふろにお湯を入れる音が聞こえてくると、ブラシをくわえて外へ逃げ出します。さんざん遊んでどろんこになり、とうとう白いぶちのある黒い犬になってしまいました。そのため家に帰っても誰にもハリーだと分かってもらえません。そこでハリーは得意の芸を一生懸命にしてみせるのですが…。
子どもはハリーになっていっしょにどろんこになって遊びます。途中、自分だと分かってもらえず、どうなるのか不安になりますが、最後には安心して満足感にひたります。
■福音館書店 ■1964年
■32p ■31cm
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