ごろごろと重いくるまをころがして、のろのろと進んでいくローラーを、トラックや乗用車がばかにしながら追い越していきます。ところが、山のでこぼこ道で、車たちは次々とパンクしてしまい立ち往生。そこに後からやってきたローラーが、でこぼこ道を平らにしていきます。車たちはローラーに感謝しながら、また追い越していきます。
単純でわかりやすい話。ローラーの働きが幼い子どもたちにもよくわかるでしょう。少し古風で調子のよい文章と、はっきりした色と形による絵が話によく合っています。
■福音館書店 ■1967年
■27p ■19×27cm
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