動物園に住んでいたおさるのジョージは、とても知りたがりやで、人まねが大好きでした。ある日、動物園の外がどんなか知りたくてたまらなくなり、かぎを盗んで抜け出します。ところが、レストランに行けば、大きなお鍋いっぱいのスパゲッティを体中に巻きつけてしまうし、窓のガラス拭きに雇われても、のぞいた部屋のペンキ屋さんの真似をして、勝手に部屋中に絵を描き、ジャングルにしてしまい大騒動になります。
とにかく好奇心いっぱいで、ひとまねの大好きなジョージが繰り広げる冒険に、子どもたちも夢中になって楽しみます。他に『ひとまねこざるときいろいぼうし』『じてんしゃにのるひとまねこざる』『ろけっとこざる』『たこをあげるひとまねこざる』『ひとまねこざるびょういんへいく』があります。
■岩波書店 ■1983年
■47p ■28cm
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