【特別展示・郷土】所蔵資料展「書で味わう放哉」(平成31年4月2日(火)から4月29(月)まで)
鳥取市に生まれた尾崎放哉は自由律俳句の最も著名な俳人のひとりです。波乱に満ちた人生を送り、小豆島で大正15年4月7日、41歳の生涯を終えます。この短い生涯の中で放哉は多くの句を残しています。
このたび、当館では、放哉忌に合わせて、所蔵資料展「書で味わう放哉」を開催します。今回の展示では、当館で所蔵するコレクションのなかから、書家住川英明氏の作品6点を展示します。平成23年度に当館に寄贈いただいてから初めての公開です。
書で表現された放哉の句の世界をゆっくりとお楽しみください。
期間
平成31年4月2日(火)から4月29日(月)まで
場所
鳥取県立図書館 2階 特別資料展示室
◆住川英明氏プロフィール◆
1957年 新潟県生まれ。現在、鳥取大学地域学部地域学科教授。
第41回、第42回書道学会展(財団法人日本書道教育学会主催)で文部大臣奨励賞受賞。著書に『書の基本資料16 創作と表装』(共著 中教出版 1992)、『墨場必携 名句を書く』(共著 日本習字普及協会 1999)などがある。「住川英明1993/1997書展」(1998 岡山市、鳥取市)、「住川英明書展―私の方法:古典を入口として-」(2004 鳥取市)、「放哉を書く・放哉を観る」(2005 鳥取市)など、個展・グループ展を開催。
尾崎放哉(おさき ほうさい)1885-1926
尾崎放哉(鳥取市出身)は自由律俳句の最も著名な俳人のひとりです。鳥取一中、一高、東京帝大とエリートコースを歩みながらも、波乱の人生を送ります。仕事や家族を捨て放浪したのち、たどり着いた小豆島で大正15年4月7日、41歳の生涯を終えます。