【ミニ展示・郷土】英字文化と鳥取人-山田・頭本・武信-(平成28年10月14日~11月9日)
「英字文化と鳥取人-山田・頭本・武信-」
10月27日は「文字・活字文化の日」!
日本初の日刊英字新聞『ジャパン・タイムズ』の創刊者や日本で最初の本格的「和英辞典」として評価される『武信和英大辞典』の編著者が、鳥取県の出身者と知っている人は多くないのではないでしょうか。
日頃、外来語やカタカナ言葉を使うことが多い昨今ですが、行政や報道、メディアをはじめ、私たちは多くの英字文化を享受しているといってもよいかもしれません。
江戸時代には「蘭学」を中心にオランダ語が使用されていましたが、江戸時代の後半には洋学が広く流入します。フランス語や英語など多様な言語文化に出会った日本人は、自らそれらの言葉や文字を使用することになり、幕末から明治期の日本では、英字を学んだり実用として使う機会が出てきました。
その様な中、日本の事を海外に発信する英字新聞や日本語を翻訳する際に必要な「和英」辞典が作られました。中でも著名なものが、鳥取県出身の3人が関わった出版物でした。
本展示では、関わった3人の人物を図書資料によって紹介しています。
内容 山田季治、頭本元貞、武信由太郎について。貸出できる図書も紹介しています。
・主な展示図書資料
「頭本元貞肖像」(『因伯及因伯人』1922年刊)など、図書に掲載された肖像写真。
『武信英和大辞典』第3版改訂35版(1918年刊)
『easy composition』(1930年刊)・・・武信が作成した英語教材。
会期 平成28年10月14日(金)から11月9日(水)まで
火曜から金曜日 午前9時から午後7時まで(11月の閉館時間は、午後6時30分)
土・日・祝日 午前9時から午後5時まで