学校図書館支援センターについて
鳥取県立図書館は、平成27年4月に「学校図書館支援センター」を開設しました。 都道府県立図書館に「学校図書館支援センター」が設置されるのは全国初となります。 「読書センター」「学習センター」「情報センター」の各機能の充実を図り、各学校の教育活動を支える学校図書館を一層支援していきます。
目的
学校図書館の活用により、児童生徒の主体的に学ぶ力を育成するため、鳥取県立図書館に「学校図書館支援センター」を開設し、 就学前から高校まで一貫した見通しを持った学校図書館活用教育を推進し、学校教育をバックアップします。
構成員
小中学校課・高等学校課・特別支援教育課・教育センター・教育局(東・中・西部)の学校図書館担当指導主事、県立図書館長、支援協力課長、支援協力課市町村担当、学校図書館支援員2名(小中学校課指導主事・高等学校課指導主事を併任)を構成員として、市町村教育委員会、市町村立図書館、鳥取県図書館協会、鳥取県学校図書館協議会などと連携して業務を進めていきます。
主な業務内容
生きる力を育む学校図書館活用教育推進事業の実施(平成27年度)
『鳥取県学校図書館活用教育のあり方検討委員会』の開催
- 学校図書館の授業活用に関するアンケートの実施
- 『とっとり学校図書館活用教育ビジョン』の策定、普及啓発 就学前から高校までを見通した学校図書館活用教育推進のための指針を策定し教育委員会、学校全体で共通理解を図ります。
- 『とっとり学校図書館活用教育ハンドブック』の制作、配布、普及 学校図書館活用教育を具体的に進めるためのハンドブックを作成し、学校司書、司書教諭の活動を支援します。
研修支援、訪問相談
学校図書館支援員、司書を講師派遣
市町村教育委員会、市町村立図書館、図書館教育研究会、学校図書館協議会等が行う司書教諭及び学校司書の研修会に、学校図書館支援員(兼小中学校課指導主事)や司書が講師として出かけます。経験の浅い司書教諭や学校司書のグループ研修などにも対応しますので、御相談ください。
市町村教育委員会と連携した学校訪問相談
市町村教育委員会の指導主事と連携して学校図書館の相談に応じます。新任の司書教諭等の具体的活動や授業方法等についてもご相談下さい。
「学校図書館活用教育普及講座」
小・中・特別支援学校の司書、司書教諭等対象
「学校図書館司書研修会」の開催
高校、中学、特別支援学校の司書等対象
「学校図書館司書実務研修会」の開催
主に高校、特別支援学校の新任司書対象
教育センターとの連携による研修会
令和4年度から鳥取県教育センターの学校図書館に関する研修に市町村立小中学校・義務教育学校、県立学校の学校
司書も参加可能
資料提供、情報提供
- 授業に使う図書の貸出、資料相談 (郷土学習、国際理解学習、人権学習、キャリア学習、バリアフリー関係資料等)
- 全点購入している新刊児童図書の提供
- 小学校・中学校の単元別授業活用見本図書セットの提供
- 郷土学習ガイド、郷土学習用資料の貸出
学校・先生のためのお役立ちメニュー
児童・生徒の成長と、それを支える学校教育の充実に資するため、学校図書館の支援に力を入れています。
サイトでは県立図書館が所蔵する学校教育や学校図書館活動に役立つ資料とサービスを紹介しています。
小・中・高・特別支援学校での授業で使えるブックリスト、郷土学習ガイド、テーマ別資料一覧、図書館運営に役立つリンク集等、 どうぞご活用ください。
紹介しているブックリストは、小学校向けブックリストを除いてセット組みはしておりません。
ご利用の際は、資料ごとに各市町村の図書館へご相談ください。