カマキリのちょんの一日。朝、つゆくさの間からでてきたちょんは、テントウムシを追いかけたり、ミノムシにとびつこうとして失敗、ありの群れのまん中に落ちてびっくりしたり。大きなトノサマバッタをつかまえておなか一杯になると、かなむぐらの葉の上で一休み。やがて、つるりんどうの間に入っていきました。 さまざまな夏草の緑がさわやかで、いろいろな虫も登場し、「ちょん」の生活が身近に感じられます。
■福音館書店 ■1998年 ■27p ■20×27cm