野ねずみのぐりとぐらがこの世で一番好きなのは、お料理すること食べること。ある日2ひきは森でとても大きなたまごを見つけました。そしてそのたまごでカステラを作ることに決めましたが、たまごがあんまり大きくて運べません。そこでお鍋や小麦粉を家から運んできて、森で作り始めました。森中にいいにおいが広がって動物たちが集まってきました。そして出来上がった超特大カステラをみんなで食べました。そのおいしかったこと!
明るく親しみやすい絵とリズミカルな文章に引き込まれ、カステラが焼けあがるのを動物たちと一緒に楽しみにして待ちます。そして、焼けあがったふんわりしたカステラにうれしくなります。長年、子どもたちに愛されている絵本です。
■福音館書店 ■1967年
■27p ■20×27cm
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