子ねこが、おかあさんねこの見ていない間に外へ飛び出していった。子どもにつかまりそうになったり、あやうく自動車にひかれそうになったり…。おしまいには大きな犬に追いかけられて、木の上へ。そこへ、子ねこの声を聞きつけたおかあさんねこがやってきて、犬を追い払った。 子どもは子ねこといっしょに大冒険していきます。緊迫した展開が、簡潔な文章と写実的な絵で描かれ、おかあさんとともに帰る結末に子どもたちは安心し、満足を覚えます。
■福音館書店 ■1967年 ■27p ■19×27cm