【とっとり県民の日関連展示】鳥取県の郷土玩具~板祐生生誕130年に寄せて(令和元年9月17日(火)から10月9日(水)まで)
「とっとり県民の日」に関連して、鳥取県の魅力を発信する展示を開催しています。
今回は、孔版画家の第一人者であり、郷土玩具・手ぬぐい・うちわなどの生活資料の収集家の
「板祐生」(いたゆうせい)の生誕130年にちなみ、当館所蔵の板祐生の版画作品等を紹介します。
また、鳥取県の誇る手仕事の「郷土玩具」実物も展示しています。どうぞお楽しみください。
期間
令和元年9月17日(火)から10月9日(水)まで
場所
鳥取県立図書館 2階 郷土資料室 特別資料展示室
展示内容
・鳥取県の郷土玩具実物 約30点(鳥取県市場開拓局販路拡大・輸出促進課から借用)
・板祐生の版画作品(玩具雑誌、絵暦等) 約30点(当館所蔵)
・板祐生を紹介した図書、郷土玩具に関する図書等 約50冊(当館所蔵)
(展示の様子)
板祐生(いた・ゆうせい)プロフィール
明治22(1889)年~昭和31(1956)年。本名:板愈良(いた・まさよし)。
孔版印刷の第一人者。生活資料の収集者としても高い評価を得ている。
東長田村(現南部町)生まれ。教師として過ごすかたわら、郷土玩具・手ぬぐい・うちわ・ポスターなどに心ひかれる。自分の発見した喜びを後世に伝えたいと謄写版による孔版印刷に刻む。
大正14(1925)年から、『富士のや草子』という和綴じの雑誌を発行。その後、凝縮された技術は孔版印刷の頂点を極めた。絵暦の製作は昭和21(1946)年から死の前年まで続いた。
参考『近代史を飾った鳥取県西部人物伝』
関連リンク
・とっとり県民の日について(鳥取県地域づくり推進部県民参画協働課)
・鳥取県の郷土玩具(鳥取県商工労働部市場開拓局販路拡大・輸出促進課ホームページ)