【企画展示・郷土】「KAI・TAI-SHIN・SYO ―初公開!『解体新書』がやってきた!―」(令和4年8月1日(月)から8月30日(火)まで)【終了しました】
初公開!ホンモノの『解体新書』!
この夏、県立図書館では、昨年度、県民の方からご寄贈いただいた『解体新書』を、初公開する資料展を開催しています。
『解体新書』は、本格的な図譜を載せた医学書としては、本邦初の訳本として知られています。全5冊揃いの完本を所蔵する機関は少なく、大変貴重な資料です。
関連して、鳥取県の洋学、当館所蔵の江戸時代の医学書、鳥取出身医学者・稲村三伯(いなむらさんぱく)、県立病院の歴史等も紹介します。
会期
令和4年8月1日(月)から8月30日(火)まで
場所
鳥取県立図書館 2階 特別資料展示室
展示内容
(2)江戸時代の洋学 、鳥取県の洋学
(3)図書館所蔵の医学書、原田帯霞(はらだたいか)旧蔵書 ほか (原田帯霞・・・藩医・天然痘種痘術伝習)
(4)鳥取出身の医学者・稲村三伯 (稲村三伯・・・藩医・本邦初蘭和辞書編さん)
(5)県立病院の歴史
『解体新書』とは ・・・
江戸時代(安永3年/1774 年)の西洋医学書の翻訳版。
本文四巻 、序・図譜一巻からなり、 前野良沢(まえのりょうたく)、杉田玄白(すぎたげんぱく)らが手がけた。
ドイツ人クルムスの解剖学書をオランダ語訳書(通称『 ターヘル‐アナトミア 』)により重訳したもの。
精緻な図譜を完備した医学書としては、本邦初の西洋医学翻訳書であり 、神経、軟骨、動脈などの訳語を創り出した。
展示風景
この資料展は「とっとり県民カレッジ連携講座」です。
新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をとりながらご覧ください
・発熱等、体調に不調が生じた場合、来場はご遠慮ください。
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