【ミニ展示・郷土】「追悼 谷口ジローⅡ」(11月15日から11月29日まで)
追悼 谷口ジローⅡ
鳥取県鳥取市出身の漫画家・谷口ジロー 享年69(平成29年2月11日 永眠)
県立図書館では、谷口ジローさんが亡くなられた2月に「追悼 谷口ジロー」展を開催しました。そして、11月に鳥取県と実行委員会が主催する「ふるさと鳥取で谷口ジローさんを偲ぶ会」が開催されます。「偲ぶ会」では、生前の谷口ジローさんと交友があった方がパネリストとして登壇される予定です。
県立図書館では、この機会に「追悼 谷口ジローⅡ」と題し、谷口さんの作品や記事、パネリストの著書などを通して、谷口ジローさんと氏が活躍した漫画の世界を紹介します。
(展示内容)
・漫画作品 県立図書館書庫内資料
日頃、書庫に納められているために陽の目を見ない作品を展示します。職員にお声かけいただければ、閲覧が可能です。
・パネリストの著書など
寺田克也氏、佐藤敏章氏、原正人氏らによる、谷口ジローさんについてのコメント記事などが掲載された資料、また、谷口さんが描き続けた「バンド・デシネ」についても紹介します。
「ふるさと鳥取で谷口ジローさんを偲ぶ会」については、鳥取県まんが王国官房ホームページをご覧ください。
⇒http://www.pref.tottori.lg.jp/270343.htm
展示期間
平成29年11月15日(水)から11月29日(火)まで
午前9時から午後6時30分まで (土・日・月・祝日は午後5時まで)
場所
鳥取県立図書館 2階 ふるさと鳥取コーナー
※「館内」シールがついているもの、書庫内資料は貸出できません。2階郷土資料室内でご覧ください。
谷口ジローさんについて
昭和22(1947)年、鳥取市生まれ。京都でサラリーマン生活を送ったのち上京。
石川球太、上村一夫氏のアシスタントを経験し、昭和46年『嗄れた部屋』でデビュー。
『犬を飼う』で小学館漫画賞審査員特別賞、『「坊っちゃん」の時代』(原作:関川夏央)で
手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞。
平成15(2003)年、『遥かな町へ』で「アングレーム国際漫画祭」のベストシナリオ賞、
優秀書店賞を受賞。鳥取市が舞台の『父の暦』はスペインでも賞を受けた。
平成23(2011)年、フランス文化勲章「シュヴァリエ」を受章。