【ミニ展示・郷土】「自由律俳人 放哉/館蔵資料の紹介展示」(平成29年4月4日から4月29日まで)
尾﨑放哉(1885-1926年)は現在の鳥取市に生まれ、自由律俳句の世界で全国的な知名度を誇ります。故人の命日である4月7日は「放哉忌」として、終の棲家となった香川県土庄町で催しが開かれ、生地鳥取の尾崎家菩提寺(興禅寺)においても「放哉忌に集う会」が開催されています。
県立図書館では、「放哉忌」にあわせて関連資料を紹介します。出身校である鳥取第一中学校校友会誌『鳥城』に掲載された、自由律俳句に向かう以前の文章作品や「放哉忌」に集った郷土ゆかりの著名人による寄書き色紙など、日頃紹介する機会の少ない放哉関係資料をご覧いただけます。
期間:平成29年4月4日から4月29日まで
休館日は13日(木)。
開館時間は、午前9時から午後6時30分まで。土・日・月曜日及び祝日は午後5時まで。
会場:鳥取県立図書館 2階 郷土資料室 ふるさと鳥取コーナー
内容:県立図書館所蔵尾崎放哉関係資料、図書資料
・『鳥城』2号~4号(明治33・34年刊):県外での活動が中心となる放哉の在鳥取時代の作品。
・霊位記案「大空放哉居士霊位」(大正15年)
・荻原井泉水主宰雑誌『層雲』掲載作品:貸出し可能な復刻本をご紹介します。
・放哉三周忌記念はがき(昭和3年刊)
・色紙「放哉忌俳句会」(昭和37年4月):村尾草樹、徳永職男など郷土の著名人士が名を連ねる。
※このほかに、放哉の作品手稿(複製資料)を紹介。