【企画展示・一般/郷土】追悼・谷口ジロー(平成29年2月14日~3月8日)
鳥取県鳥取市出身の漫画家・谷口ジローさんが、2月11日に永眠されました。
谷口ジローさんは、ふるさと鳥取県を舞台にした『父の暦』や『遥かな町へ』をはじめ、
多くの作品を生み出し、海外にも活躍の場を広げ、国際的な賞も受賞されました。
鳥取県立図書館では、作品や関連資料を展示しています。
ぜひ、谷口ジローさんの世界に触れてみてください。
(展示内容)
・まんが作品:約150冊
『学習漫画シートン動物記 全12巻』(集英社、1974)、
『神々の山嶺』、『孤独のグルメ』、『遥かな町へ』、『父の暦』、
『Au temps de Botchan』(『「坊っちゃん」の時代』フランス語版)、
『QUARTIER LOINTAIN』(『遥かな町へ』フランス語版) など
・画集『jiro taniguchi』
・映画DVD『遥かな町へ』(2010年、舞台をフランスの田舎町に置き換えて実写化)
展示期間
平成29年2月14日(火)から3月8日(水)まで
※2月28日(火)は休館日
※開館時間 午前9時から午後6時30分まで (土・日・月・祝日は午後5時まで)
場所
鳥取県立図書館 1階貸出カウンター前、2階まんが王国とっとりコーナー
展示の様子
<1階>貸出カウンター前
<2階>まんが王国とっとりコーナー
谷口ジローさんに関する資料、まんが作品は 【2階 まんが王国とっとりコーナー】 にあります。
(※館内シールがついているものは、貸出できません。2階郷土資料室内でご覧ください。)
谷口ジローさんについて
昭和22(1947)年、鳥取市生まれ。京都でサラリーマン生活を送ったのち上京。
石川球太、上村一夫氏のアシスタントを経験し、昭和46年『嗄れた部屋』でデビュー。
『犬を飼う』で小学館漫画賞審査員特別賞、『「坊っちゃん」の時代』(原作:関川夏央)で
手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞。
平成15(2003)年、『遥かな町へ』で「アングレーム国際漫画祭」のベストシナリオ賞、
優秀書店賞を受賞。鳥取市が舞台の『父の暦』はスペインでも賞を受けた。
平成23(2011)年、フランス文化勲章「シュヴァリエ」を受章。