【企画展示・郷土】「障がい福祉の父 糸賀一雄顕彰展」(H26.11.1~11.29)
糸賀一雄(いとが かずお、1914 ~ 1968)は鳥取市出身の教育者で、知的障がい児等の入所・教育・医療を行う「近江学園」を創設し、さまざまな困難を乗り越えながら学園の充実を図りました。また、滋賀県の障がい者福祉の基礎を築いただけでなく、鳥取県内の障がい者福祉にも大きく貢献し、国の制度作りにも尽力するなど、日本の障がい者福祉・教育に偉大な足跡した人物で「障がい福祉の父」と言われています。
今年生誕100年にあたることを記念し作製された顕彰プレートが、11月1日(土)に鳥取県立図書館2階に設置され、披露会が行われました。そこで、あらためて糸賀氏の功績と思想を顕彰し、多くの県民の方々、特に次代を担う若い世代の方々に伝えていきたいと考えています。
◆展示資料(一例)◆
・鳥取時代の糸賀一雄:鳥取第二中学校校友会『柏葉』、『鳥取教会百年史』
・情熱を持った人間が歴史をつくる:十河信二(そごう・しんじ、元国鉄総裁)揮毫「情熱を持った人間が歴史をつくる」 ※写真
・障がい教育の思想と実践:『近江学園要覧』、近江学園を創設した「糸賀一雄・田村一二・池田太郎」の集合写真
・皆成学園と糸賀一雄:講義テープ『昭和43年1月 糸賀先生講演他』、皆成学園創立10周年の上神焼
・アールブリュット:『アールブリュット生の芸術』、作品の絵はがき
期間
平成26年11月1日(土)から平成26年11月29日(土)まで ※11月13日(木)は休館日 ※土・日・月・祝日は午後5時まで、それ以外は午後6時30分まで開館です。
場所
鳥取県立図書館 2階 通路ギャラリー/1階 一般図書室玄関
2階通路ギャラリーのようす(1) 2階通路ギャラリーのようす(2)
1階玄関入口のようす 2階通路ギャラリーの柱に設置された顕彰プレート
関連リンク
- あいサポート・アートとっとりフェスタ
- ふるさと鳥取コーナー