絵本作家ヨシタケシンスケさん作成のイラストについて
平成30年、当館では、図書館が居場所であるということを、どう県民の皆様にお伝えするのがよいのかを検討していました。そんな中、職員から、絵本作家ヨシタケシンスケさんにイラストの作成をお願いしようという声があがりました。ヨシタケさんの作品は、どれもが、ユーモアがあり、新しい発想を与えれくれ、私たちの気持ちを代弁してくれるものであったため、取組みにピッタリだと考えました。
そんな想いをお伝えしたところ、ヨシタケさんは、御多忙にも関わらず、イラスト作成を快諾してくださいました。「としょかんだったら、だいじょうぶ!としょかんだから、だいじょうぶ!」というキャッチフレーズとともに、図書館が居心地のよい居場所だと伝えるこのイラストは、県内で広く活用されています。
★ヨシタケシンスケ氏について
なにげない日常を独自に視点で切り取り表現するイラストや絵本が人気の絵本作家。誰もが持つ心の引っかかりや本音をユーモアで包んで表現する作品には、多くの人が励まされ、元気づけられています。主な作品には、第6回MOE絵本屋さん大賞第1位、第61回産経児童出版文化賞美術賞を受賞した『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)のほか、『りゆうがあります』(PHPHP研究所)、『あるかしら書店』(ポプラ社)『みえるとかみえないとか』(アリス館)などがあります。