第6回「本、書店、図書館にまつわるエピソード大賞」受賞者・エピソードのご紹介
本、書店、図書館にまつわるエピソード(ちょっといい話)を募集したところ、133編の応募をいただきました。
選考の結果、大賞1編、優秀賞2編、本部門賞1編、書店部門賞1編、図書館部門賞1編、小中学生部門賞1編が決定しました。受賞作品をご紹介します。
大賞
受賞者メッセージ(大賞 桝田 祐子 さん)
しばらく遠ざかっていた図書館に通う中でみつけたエピソード大賞。小学校教員になって7年目に出合った本のことを書きました。学校現場は今なお厳しい状況にあり、特に若い先生たちは余裕のない毎日だと察します。もっと自分の学びたいことを自由に学ぶ時間的・精神的余裕がもてる方策はないものかと問い続けながら、エールを送りたいと思います。
優秀賞
受賞者メッセージ(優秀賞 井上 たえ さん)
この度は、このようなすばらしい賞をいただきありがとうございました。仕事終わりに書店に行くと、医学コーナーに真っ先に足が向いてしまいます。そこで日々感じている事をエピソードとして取り上げてみました。これからも、じっくりと物事を考える時に多くの本に助けてもらう事になりそうです。
優秀賞
受賞者メッセージ(優秀賞 中村 真生子 さん)
昨年12月、杉島書店でこのコンテストのチラシを手にしたことで、心の中にあった想いを文字にし、届けることができました。この賞を励みに、これからも創作活動を続けていきたいと思います。ありがとうございました。
本部門賞
受賞者メッセージ(本部門賞 泉谷 喜良子 さん)
このたびは本部門賞を頂戴し誠に光栄に思います。昨今はネット社会になり、私もしばらく本を見る機会を失ってしまいましたが、あるきっかけで、図書館に通い始めました。図書館は宝石箱です。本が様々な世界にいざなってくれます。未来を創る子供たちにこのエピソードがほんのわずかでも親子間で本を読むきっかけになりますように願っています。
書店部門賞
受賞者メッセージ(書店部門賞 宮下 諒太 さん)
私は、この春から北海道に移り住む。生まれてからずっと住み続けた鳥取を後にして。
鳥取での生活を振り返ってみれば、私の手元には常に本があった。本に助けられて生きてきた。
笑い、感動、知識教養、眠れない夜を超える力、そして、大きな目標......本からもらったものは計り知れないほど大きい。
これらの恩恵を宝物として大事にしつつ、北海道でも志を抱いてがんばっていきたいと思う。
図書館部門賞
受賞者メッセージ(図書館部門賞 吉田 真理子 さん)
このような賞をいただき本当にありがとうございます。これも絵本を贈って下さった先輩のおかげだと感じています。また、図書館では、息子に話しかけて下さる等、いつも温かい司書さん方に本当に感謝しています。今後も親子で図書館をたくさん活用させていただきたいと思います。
小中学生部門賞
受賞者メッセージ(小中学生部門賞 奥村 凪 さん)
がんばって書いた作文がしょうにえらばれてとてもうれしかったです。ありがとうございました。
わにくんの本は、すごくおもしろいので、こどもだけじゃなくておとなの人も読んでみてください。
これからもとしょかんでお気に入りの本をもっと見つけたいです。