表紙を開けると音のない静まりかえった世界が広がる。しかし、何か起こりそうな気配。やっぱり「もこ」と現れ、それはどんどん大きくなって、ついにはじけて、元の静かな世界へ。そしてまた…。 色や形のおもしろさ、ことばの響きが一体となった不思議な世界にどの子も引き込まれてしまいます。声に出して読んでもらうと、初めてそのおもしろさがわかる絵本です。
■文研出版 ■1990年 ■31p ■29cm