【読書バリアフリー】「視覚障がい者の手引き」館内研修を実施しました(令和7年2月28日)
令和7年2月28日(金)月末休館日に、「視覚障がい者の手引き」について館内研修を実施しました。
「手引き」とは、視覚障がい者の方が安心・安全に歩道や建物内を歩行するための支援技術のことです。
当日は、鳥取県ライトハウス点字図書館から講師においでいただき、手引き歩行の基本的な方法を学びました。
また、盲導犬ユーザーの方に当事者講師としておいでいただき、盲導犬との実際の生活や、普段どんなことに困っておられるかなど体験談をお話しいただきました。
その後、2人1組でアイマスクを付けた利用者役とガイドする職員役になり、交互に体験しながら館内フロアを移動して実際の手引き歩行のやり方を学びました。
参加した職員からは、「盲導犬を連れた方も道が分からなくなって困ることがあるというお話に、改めてハッとさせられた」「当事者の方のお話を聞くことで、より具体的に困る状況やその際の支援の方法を知ることができてよかった。これからのサービスに活かしたい」などの感想が寄せられました。
鳥取県立図書館では、令和3年3月に策定された「(通称)鳥取県読書バリアフリー計画」に基づき、県内の読書バリアフリー推進へ向けた様々な取組みを行っています。
目の見えない方・見えにくい方をはじめとして、すべての方に安心してご利用いただける施設であることを目指して、今後もバリアフリーへ取り組んでいきます。