【開催報告・質問回答】読書バリアフリーフォーラム「すべての県民に読書のよろこびを-読書バリアフリーの現状と課題-」(令和3年10月31日(日))
10月31日(日)に読書バリアフリーフォーラム「すべての県民に読書のよろこびを-読書バリアフリーの現状と課題-」を開催しました。たくさんのご参加ありがとうございました。
内容
(1)講演 『だれでも読みたい本が自由に読めるような読書環境を目指して』
講師:宇野和博氏(筑波大学附属視覚特別支援学校教諭)
読書バリアフリー法の制定など、長年、障がい者の読書環境の整備にご尽力されている
宇野先生から、読書バリアフリーに関する政策についての説明や今後どのように障がい者
サービスを行っていけばいいのかなど、丁寧に講演いただきました。
(2)報告 『「鳥取県視覚障がい者等の読書環境の整備の推進に関する計画」について』
鳥取県の読書バリアフリー計画についての説明、鳥取県立図書館のはーとふるサービス
(図書館利用に障がいのある方へのサービス)について紹介しました。
(3)パネルディスカッション
コーディネーター 宇野和博氏(前述)
パネリスト 大道進一氏(鳥取県視覚障害者福祉協会 情報誌「声の友」編集委員)
齊藤里依氏(困り感を抱える子を支援する親の会「らっきょうの花」代表)
廣谷静枝氏(音訳ボランティア団体「ありんこ」代表)
遠藤崇仁氏(鳥取県ライトハウス点字図書館 情報支援員)
福市 信(鳥取県立図書館情報相談課 相談担当)
それぞれの現状についてお話しいただいた後、参加者の質問に答える形で内容を深めました。
(4)機器展示
・バリアフリー図書コーナー(わいわい文庫収録タブレット端末)
・マルチメディアDAISY図書コーナー(大活字本、LLブック、凸面点字器など)
・拡大読書器コーナー(据え置き型拡大読書器、携帯型拡大読書器)
フォーラム会場(第1会議室)前にて、障がいに配慮した様々な機器や資料の展示を行いました。
当日の記録を公開しますので、どうぞご活用ください。
フォーラム記録(前半)(テキスト:47.2 KB)
フォーラム記録(後半)(テキスト:39.8 KB)
質問の回答
フォーラムにていただいた質問の回答を掲載させていただきます。
読書バリアフリーフォーラム質問等への回答 (PDF:342.9 KB)
読書バリアフリーフォーラム質問等への回答 (テキスト:8.0 KB)