鳥取県立図書館と県内図書館ネットワークが新設された『LoY2016ライブラリアンシップ賞』を受賞
鳥取県立図書館は2006年に第1回のLibrary of the Year(LoY)を受賞しており、今回が2度目の受賞となります(国内の図書館で2度受賞した例はありません)。前回以上にうれしいのは、鳥取県立図書館と県内各図書館とのネットワークという鳥取県の図書館の連携が評価されたことです。 鳥取県立図書館では今回の受賞を機に、より県民のみなさまに満足していただけるサービスの提供を心がけてまいりたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。
受賞祝賀会のお知らせ
受賞テーマ
『READ&LEAD 地域の活性化と住民の幸せに貢献する鳥取県立図書館と県内図書館ネットワーク
-地域に役に立つ図書館-』
受賞理由
県内および全国の図書館と密なネットワークを構築し、知のインフラを体現した点を評価。
推薦詳細
鳥取県立図書館は、ビジネス支援サービスや県内公共図書館・学校図書館との連携ネットワークの構築による社会全体の知的基盤整備に努め、「地域の役に立つ図書館」というこれからの図書館像を確立し、リードしてきた。これからの図書館のあり方に対する、10年間にわたる課題提起および貢献を特に評価した。
「Library of the Year」(略称:LoY)とは
これからの図書館のあり方を示唆するような先進的な活動を行っている機関に対して、NPO法人 知的資源イニシアティブ(IRI)が毎年授与する賞。2006年より毎年、図書館総合展のフォーラムとして開催。2006年、第1回の最優秀賞の受賞館は鳥取県立図書館である。
(参考)Library of the Year (LoY)
LoY2016ライブラリアンシップ賞とは
長年にわたって地域住民や図書館員が協同し、さまざまな図書館活動を継続的に行った図書館等を称えるため、今年度創設した賞。ここで言うライブラリアンとは、図書館員グループおよび地域住民の総体を示している。長期にわたって日本を代表する優れた図書館サービスを、館種を超えた図書館や地域住民と共に行ってきたことを評価するもの。
NPO法人 IRI 知的資源イニシアティブとは
図書、雑誌、辞典類、データベース、インターネット情報源などの知的情報資源を効果的に収集し、蓄積し、利用する環境の整備・充実し、これらが効果的に活用される社会を実現すため、個人・団体・機関が交流する目的で会合や研究会などを開催し、知的情報資源の収集・蓄積・利用に関する研究を行い、それらに関する啓蒙や提言の公表をホームページやパンフレットの作成・配布などを通じて行うことを目的としている団体。
(参考)IRI知的資源イニシアチブ
授賞式日時・場所
日時 平成28年11月9日(水)午後3時30分~5時00分
場所 パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい1-1-1)
主催 NPO法人IRI知的資源イニシアチブ
平成28年11月18日(金)午後5時から鳥取県立図書館で受賞報告会を行います。