第18回図書館総合展における地方創生レファレンス大賞「公益財団法人図書館振興財団賞」の受賞について

　第18回図書館総合展において実施された地方創生レファレンス大賞で、鳥取県立図書館と当館利用者であるフランス雑貨シュシュ代表の横原陽子（よこはらようこ）氏の事例「ひまわりオイルが地域を潤す！」が公益財団法人図書館振興財団賞を受賞しました。

国を挙げて「地方創生」が推進され、各地で地域活性化や地域課題解決の試みが展開されている中、図書館が資料相談（レファレンス）機能を通じて地域の課題解決に取組んできた実績を示すことにより、「地方創生」に向けた資料相談（レファレンス）機能の充実と高度化・可視化を図り、図書館を活用した「調べる学び」の必要性や、図書館が課題解決を支援する機関であることへの理解を深める。

図書館及び図書館利用者から募集された資料相談（レファレンス）事例の中から、書類審査により地域活性化や地域の課題解決に結びついた優秀な3事例を選考し、第18回図書館総合展において応募事例についてのプレゼンテーションを行い、「文部科学大臣賞」「公益財団法人図書館振興財団賞」「審査員特別賞」のいずれかを授与するもの。

鳥取県立図書館　及び　横原陽子（よこはらようこ）氏（フランス雑貨シュシュ代表）
[受賞内容]
　図書館の資料相談業務を活用しながら、鳥取県産のひまわりを育て、誰でもが安全して利用できるひまわりオイルを造っている横原氏の活動、特に鳥取ブランドや雇用の創出、景観観光の推進等に取り組む姿勢が高く評価された。

日時：平成28年11月9日（水）10時～11時30分
場所：パシフィコ横浜（横浜市西区みなとみらい1－1－1）
主催：地方創生レファレンス大賞準備委員会
（後援：文部科学省、公益社団法人日本図書館協会）
※なお、平成28年11月18日（金）午前11時から鳥取県立図書館において報告会を行います。

図書館運営者と関連業界が集まる日本最大のイベント。また、読書・学習環境についての最新技術と知見も一堂に会する。現在は、行政関係者、教育関係者、出版をはじめとするメディア・情報関連業を巻き込むイベントとなっている。
主催：図書館総合展運営委員会
後援：文部科学省、経済産業省、国立国会図書館、科学技術振興機構、日本図書館協会など