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ホーム > 報道提供資料 > 平成28年度 > 鳥取県立図書館 郷土文化講演会「流離と純化 -詩人 伊良子清白(いらこせいはく)をめぐる-」と感謝状贈呈式を開催します

鳥取県立図書館 郷土文化講演会「流離と純化 -詩人 伊良子清白(いらこせいはく)をめぐる-」と感謝状贈呈式を開催します

内容

生誕140年を迎えた鳥取市河原町(旧曳田村)出身の詩人・伊良子清白(いらこせいはく)(1877~1946)について、清白の孫にあたる伊良子序(いらこはじめ)氏を講師にお迎えし講演会を開催します。
特別資料展と資料の伊良子氏による講演会とを通じて、来場の皆様と新たな伊良子清白像を描くことができればと考えています。
また、当日は県立図書館郷土資料の充実に貢献いただいた伊良子氏に対し、感謝状の贈呈をおこないます。
伊良子清白・・・
 明治期の文芸誌『文庫』の著名な詩人で、河井酔茗(かわいすいめい)、横瀬夜雨(よこせやう)とともに「文庫派の三羽烏」と称されました。生涯唯一の詩集『孔雀船』(1906年)刊行以後の活動はあまり知られていませんが、後半生を過ごした三重県鳥羽市では短歌を中心に民謡など様々な文学活動を行っていたことが分かってきました。

郷土文化講演会 ※とっとり県民カレッジ連携講座

(1)感謝状贈呈式
 ・日時:平成29年2月18日(土)午後1時40分から(10分程度)
 ・場所:特別資料展示室 ※参加自由
(2)講演会「流離と純化―詩人 伊良子清白をめぐる―」
 ・日時:平成29年2月18日(土) 午後2時から午後4時
・会場:鳥取県立図書館 2階 大研修室 ※入場無料、申込不要(定員80名程度)、手話通訳
・講師:伊良子 序(いらこ はじめ)氏(清白の孫、元神戸新聞論説委員) ・内容:詩人であると共に家族であった祖父伊良子清白のこと、清白関係資料、郷里鳥取とのことなど。

講演会に先立ち、講師の伊良子序氏からメッセージをいただきました。
「祖父として尊敬し、詩人として憧れる清白が、文学と実人生とに如何に葛藤し、そして怯(ひる)まずに生きたのか、出身地である鳥取の皆さんに身内としての実感を込めてお伝えしたい」

県立図書館 特別資料展 「―漂泊の詩人が書き留めた日記― 伊良子清白をめぐる」

・内容:関連資料 約70点
・会期:平成29年1月21日(土)から2月27日(月)まで
    開館時間 午前9時~午後6時30分(土、日、月、及び祝日は午後5時まで)
・会場:鳥取県立図書館 2階 特別資料展示室